樽の中の焼き方は2通り
お酒を熟成させる樽内部の焼き方には「トースティング」と「チャ-リング」の2通りがある。どちらも樽の内面を加熱処理することだが前者は主にワイン樽の焼き方で、後者はウィスキーなどのスピリッツ樽に施される。
トースティングはゆっくりとした過熱で、チャーリングは炭化させる焼き方で急激かつ直下火による熱処理を行う。樽内面の処理は樽の製造上、最も重要な工程。焼かれた樽材とお酒や空気が反応して多糖類が造られ、甘い香りに変わり、カラメル化がはじまる。その後の分解によりバニラのような強い香りが生まれる。
「ジャック・ダニエル」の樽は最初にトースティングを行い、その後、チャーリングを行う。その温度や時間は企業秘密。それ位に焼き加減はお酒の出来栄えに影響を与える。
ミニ樽も基本的には大型の樽と同じ製法で作られている。日本でも自家熟成を楽しむ人が増え始めているのは嬉しい。新しいお酒の楽しみ方の一つと言える。
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