飛行機の故障で帰国が1日遅れる
最後に落とし穴にはまってしまった。飛行機の故障でユマから予定通りにロスに行けなくなり、羽田行の飛行機に乗れなくなった。アナウンスが流れて「キャンセルになった」と言うのであわててカウンターに向かう。そこには3人しかいない。次の瞬間「やられた」と思った。
航空会社はこの手を使うことを知っている。飛行機に乗る客が少ないと採算が合わないので「メカニカル・プロブレム」と言って、飛行機を飛ばさないのだ。客にホテル代を払った方がマイナスは少なくなると言うことだろう。次の飛行機の手配をしてくれたが帰国が1日、遅れることになった。
私を含む男3人がホテルに向かうことになり、シャトルバスの中で私がユマでは時々、航空会社はこの手を使うことを教えると「なるほど」と彼らは納得したようだった。
用意されたホテルのバーで1人の男と話すことになった。60代のTomはアメリカ人でオーストラリアに25年、住んでいるという。帽子をかぶるとクロッコダイル・ダンディーに似ていると言うと「時々、言われる」と彼も認めた。
オーストラリアのことを色々と聞くことができた。とにかく物価が高いと言っていた。カンガルーやワニ肉も食べること。ラムが美味しいこと。牧場から逃げたワイルド豚をドイツが買う・・・
原住民のアボリジニはアル中が多くいて問題と言う。アメリカの原住民、インディアンと同じように政府の金で堕落していると彼は言っていた。中にはバーの前で開店するのを待っている連中がいると言う。窃盗も平気で繰り返すらしい。
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