記者会見 若手記者では力量不足
セクハラ・ヤジをとばした鈴木議員、会見当日の午前中まで「私ではありません」と、しらを切っていた。全て録画でウソをつく、みじめな姿が残っている。その中に「セクハラ・ヤジをした議員は辞職に値する。」と言いながら、会見では「初心に戻って頑張ります。」と繰り返す。ここをなぜ突っ込まないのか・・・
私なら「自分のセクハラ・ヤジは辞職に値せずに、他人のヤジは辞職に値すると言う意味ですか?」と問いただす。それに「鈴木議員のヤジが第二、第三のヤジを誘導した責任はどのようにお考えですか?」この指摘は誰もしていない。
20代や30代の未熟な記者たちの質問は想定内の一般的なもので、相手へのプレッシャーも足らなければ、相手を追い込んで本音を聞き出す手法も見られない。悪い意味で現場が若すぎて緊張感が無い。
記者会見の場は報道各社の手腕が試される場所。鋭い的をつく質問を投げかけて相手から本音を聞き出すのが目的。間髪入れずに相手の矛盾点を突くことも重要。意図的に相手を怒らせてポロッと本音を言わせる手法もある。
経験豊かな40代~60代の記者たちが現場に出向いて、きわどい質問で本音を引き出し、視聴者に伝えると言うマスコミの力を見せて欲しいもの。記者会見ごっこは社内でして欲しい。
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