日本と中国 区別できないメキシコ
スペイン語が分からないのでそれならマンガでも見るかと思い、マンガのチャンネルにした。どうやら主人公が世界のあちこちに行ってその国を紹介する番組のようだ。
フランス、イタリア・・・ついに日本の順番がやって来た。次の瞬間、ヒゲをはやした仙人のような着物を着た老人が五重塔の前に立っている。後ろに流れる音楽は明らかに中国の音楽。「何やねん、コレ」
メキシコで日本の理解はこんな程度なのかとガッカリしてしまう。街に出れば日本車の走っていない道路は無い。電化製品も多く日常生活の中に入り込んでいる。にもかかわらず、日本や日本人のイメージがコレ?単に番組の制作者の問題では無いような気がする。
日本がいかに顔の見えない外交を行って来たかを実感してしまった。高品質なモノ作りで世界に貢献している日本だが、その背景のソフトの部分は海外に伝わっていないのが残念。今度、メキシコに行く時には忍者の恰好をして行こうか。
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