嫁の来ないウグイス
5&6月分の駐車場代(1万円)を支払いに行った際、おばちゃんに「今年はウグイスの鳴き声が良く聞こえますね」。と、言った。おばちゃん宅の隣にある大木にウグイスの巣があるようで、そこから鳴き声が聞こえて来る。おばちゃんは嬉しそうに「朝早くから夕方まで良く鳴いてるね。お宅まで聞こえてる?」 「ええ。毎日、楽しんで聞いています。最近は鳴き声も上手になったし。」
気分を良くしたおばちゃんは台所から採りたてのアスパラガスを持って来て10本ほどくれた。世間話はしてみるものだ。「ラッキー」 そこまでで早々に引き上げるべきだった。
「それにしてもあのウグイスのところに誰もお嫁さんが来てくれへんみたいやね。朝から晩まで鳴いているのにね。」 次の瞬間、ウグイスと私の距離が急に縮まったのだった。
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