天使の分け前 Angele's Share
自宅でオーク製ミニ樽 に色んなお酒を仕込んで熟成させている。樽にお酒を入れると当然だが樽がお酒を吸収するのでお酒の量は減ることになる。その事を表現するスマートな言い方がある。英語で「Angele's share.」(天使の分け前)と言う。天使を持ち出されてはお酒が減っても文句のつけようが無い。
天使はお酒をもらった分、それなりの見返りをちゃんとくれる。仕込んだお酒に色、香りやうま味成分をしっかりと付けてくれる。こればかりは今の化学の力でもできない技。
通常、天使は1年間で2~4%のお酒を持って行くようだ。10年ものの樽仕込みだと減る量は18~34%にもなるらしい。だから当然、値段も高くなる。
実際、ミニ樽に仕込んだお酒の量を1ケ月後に計ってみると我が家の天使は約5%を飲んだようだ。
« おかゆでデザート | トップページ | 文字の大きさ150%では操作に困る »
「知っ得情報」カテゴリの記事
- 中国の情報を発信する男性 YouTube(2019.07.10)
- スピードラニングを初めて聞いた感想(2019.11.21)
- 18才と 81才の違い(2018.12.21)