アメリカの皆保険への道
アメリカって国はそれぞれの州が国のような権限を持っているから国の統一した制度を作る際、合意まで大変。それに個人の権利も尊重される国だから権利の壁も高い。
言いたいことは「皆保険制度」の事。アメリカに国民皆保険は無い。健康保険は民間企業が運営しており、そこの保険に入ることになる。会社に加入の義務も無い。高額な給料は出すが保険なしとか、給料は高くないが健康保険付とか会社によって様々。
健康保険に入る、入らないは個人の選択で上から国が押し付けることでは無いと考えるようだ。自由侵害ってわけだ。それに今の民間の保険会社の妨害も当然、あるだろう。
アメリカで健康保険に加入している人は限られており、2006年の統計では国民の15.8%、4,700万人が健康保険に加入していないらしい。実際はもっと大いに決まっている。
「皆保険制度」は今年の選挙の行方にも影響を与える大きな話題となっているようだ。民主党はクリントン時代にも皆保険の件では挫折している。アメリカって国は豊か過ぎて、権利が有り過ぎて、自由過ぎて・・・
« イギリス国旗も知らずにオリンピック参加 | トップページ | 到着連絡をしてこないヤツ »
「アメリカのこと」カテゴリの記事
- 20年ぶりの再会(2017.10.01)
- トランプのバカヤロー(2016.11.26)
- ダラス空港 日曜 朝10時までアルコールNG(2016.11.23)