祠(ほこら) 裸の大将なら
家から駐車場に行く途中に祠(ほこら)があり、中に2体のお地蔵さんがいる。毎日、線香のニオイがしてくるし、祠の前でしゃがんで手を合わす人を良く見かける。いつも整然としているので毎日、誰かが手入れをしているようだ。鍵付の賽銭箱も完備。ワンルームのエコなハウスで家賃、光熱費はゼロ。
人の祈る姿は尊いとは思うが、石像に向かって祈っても意味は無いのだ。自己満足するしかない。
裸の大将こと山下清の気持ちで「おばさん、なっ何してるのかな?」って聞いてみたい。
「家族の健康を祈ってるんやんか。そんなこと聞くもんやないで」と、おばさん。
「どっちのお地蔵さんが願い事をかなえてくれるのかな?」
「お地蔵さんは線香の煙、煙たくないのかな?僕は煙たいな」
50を超えてこんな発想をする私は純水な心の持ち主か、それとも・・・