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2012年7月23日 (月)

情けは人のためならず

私はこのことわざの意味を長い間、誤った理解をしていた。

「情けをかけたら、その人のためにならないからアカン」と思っていたのだ。でも、それは間違いで正しくは;

情けは人の為ならずとは「人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。人には親切にせよ」という教え。

ところがこんな調査結果がある。
文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味である「人に情けをかけておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」で使う人が
45.8パーセント。

間違った意味「人に情けをかけて助けてやることは、結局はその人のためにならない」で使う人が45.7パーセントという結果が出ている。

分かりにくい日本語表現が誤解を生んでいるのだ。「一姫二太郎」も間違って理解している人が結構いる。

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