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2012年1月27日 (金)

国策で海外ビジネス

円高がこのまま続いては、高付加価値のあるモノしか輸出できなくなる。世界中が日本の作る高品質なモノ・サービスを求めているわけではない。それどころか、そこそこのレベルで十分と言う国や地域の方が多い。

右肩上がりの成長も終わり、人口も減っていく。反対に周囲の国々は国力が増してくる。日本は発想を大きく転換する必要がある。日本が既に持つ多くの高い技術と、それを正確に操る豊富な人材を活用するのだ。

国策で日本の技術、人と機材をセットで海外に派遣して、そろぞれの国、地域でビジネスする。地元に雇用も発生するし、その国の発展にも貢献することになる。民間会社に任せるのではなく、国策として推進する。

日本にずっといる人には当たり前のことにしか思えないことでも、海外ではそれ自体が凄い事って結構ある。そのノウハウが海外ではビジネスになる。今、JICAやユネスコがしているようなことをビジネスの視点で取り組む。報酬が現金で払えない国からは現物(農水産物・資源など)でもらえばいい。

例をあげれば;

●飲んでも安全な水道水
●停電しない電気供給システム
●時間厳守の運行システム
●確実な郵便や商品の宅配システム
●病院・介護・保険システム
●学校・教育・教材システム
いくらでもある。

敵の多いアメリカや中国よりも、お人好しな日本人だからこそ世界から信頼されて仕事が取れる。国家資本主義では無い違った方法があるはず。

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