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2012年1月30日 (月)

マンゴーの仕入れ1玉200円は無理

宮崎産マンゴーの格安品を夏の時期に販売したい会社があるが、彼らの求めている価格が厳し過ぎる。販売希望価格から逆算するとマンゴー農家から1玉200円位で仕入れないと合わない。たとえ1玉250g位の小さなマンゴーでも200円は無理だろう。

こんな低価格を宮崎側に言ったら、農家を侮辱しているようで怒られそう。多額の設備投資を行い、ネットに吊るして丹精に育てているマンゴーだから、そこそこの値段で売らないと採算が合わない。

今年のマンゴー価格はどうなるだろう。円高で輸入マンゴーは有利だから、国内のマンゴー農家は厳しい状況が続くと思われる。

経済の低迷している今、訳有商品ブームはまだまだ続いている。売る側は低価格とお得感をうたった方が売りやすいのは当然。一番、苦労するのは末端で商品を探す者と供給する農家やメーカー。販売者は複数に声をかけて一番、いい条件を提示した会社とビジネスをするのは当然。今更、泣き言を言っても始まらない。

海外からの輸入マンゴーに沖縄や宮崎のシールを貼って販売する産地偽装問題が起こらないことを祈る。

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