マンゴーの仕入れ1玉200円は無理
宮崎産マンゴーの格安品を夏の時期に販売したい会社があるが、彼らの求めている価格が厳し過ぎる。販売希望価格から逆算するとマンゴー農家から1玉200円位で仕入れないと合わない。たとえ1玉250g位の小さなマンゴーでも200円は無理だろう。
こんな低価格を宮崎側に言ったら、農家を侮辱しているようで怒られそう。多額の設備投資を行い、ネットに吊るして丹精に育てているマンゴーだから、そこそこの値段で売らないと採算が合わない。
今年のマンゴー価格はどうなるだろう。円高で輸入マンゴーは有利だから、国内のマンゴー農家は厳しい状況が続くと思われる。
経済の低迷している今、訳有商品ブームはまだまだ続いている。売る側は低価格とお得感をうたった方が売りやすいのは当然。一番、苦労するのは末端で商品を探す者と供給する農家やメーカー。販売者は複数に声をかけて一番、いい条件を提示した会社とビジネスをするのは当然。今更、泣き言を言っても始まらない。
海外からの輸入マンゴーに沖縄や宮崎のシールを貼って販売する産地偽装問題が起こらないことを祈る。
« 民主党マニフェスト ほんまウソばかり | トップページ | ノコギリヤシお試しセット »
「宮崎のこと」カテゴリの記事
- 高齢者運転の暴走車(2015.10.29)
- 今年 初マンゴー(2015.06.07)
- ハリハリ漬けで私を思い出したって(2013.12.29)
- 延岡学園 準優勝(2013.08.22)