神はいない
「神はいない①、②、③」と過去、3回書いた。最近、私の価値観にとても近い人の文章に出会い、友達が一人増えた気持ちになった。光太と言うペンネームで批判記事を書いている人がそう。光太さんの文章表現はとても分かりやすい。
彼の「神はいない」を読んで、私の感じていることを実に上手に代弁しているようでスッキリした。これまでの宗教に対するモヤモヤ、謎が少し解けた気持ちだ。特になるほどと思える箇所を紹介。
【光太さんのHPより抜粋】
過去、人々は今よりはるかに貧困で寒い中、暖房もなく暮らし、権力者から搾取され、医学も発達していないから人々は若くして死んでいき、毎日の労働も過酷だった。そんな中、人々は生きる意味を宗教によって与えられなければ生きていけず、また、死後の世界で楽しく暮らせることを信じなければ、とてもではないが生きている間の苦しさに耐えられなかったことだろう。
そしてそうした貧困の中では人を殺してはいけない、人のものを盗んではいけない、といったことも神によって見られているからだという、外からの道徳を与えられなければ人々は自分たちを律することはできなかったであろう。
そういう時代に「神」という「装置」を発明したことは個人にとっても、社会にとっても、それなりに意味があったのだと思う。
だが、人類自身が文明を発達させたことで人類は過酷な重労働から解放され快適に暮らせるようになり、医療も発達したことで多くの命が救われるようになり、民主主義という人々を尊重する社会体制が作り上げられたことでしいたげられる人々も少なくなってきた。
現在、神という存在は人類にとってもう必要ない。
今、我々ははっきりと気づくべき時ではないのか。神などいない。これまでもいなかった。人類は壮大な嘘をずっと信じてきたのである。
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