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2011年9月 1日 (木)

女性の電車運転士

JR西日本で和歌山に行った。先頭車両に乗り込んで直ぐに気付いたことは、運転士が丸くかわいい帽子をかぶっている。女性の運転士だ。前方やスケジュール表を指差さす姿が見える。義務付けられたことを忠実に実行しながら運転しているのだろう。

しばらく後、発車と停車の際、振動がほとんど無いことに気付いた。彼女は電車の癖をつかみ、それをうまくコントロールしていると思われる。女性ならではの細やかな気配りが感じられた。

終点の和歌山駅で業務を終えた彼女に「とてもスムーズな発車と停車でしたよ」と、声をかけた。「ありがとうございます」と、笑顔が返ってきた。もし、私が小さな女の子だったら「将来、電車の運転手になりたい」と思ったかもしれない。

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