私の夏は 「大滝詠一」
人それぞれに夏の定番曲ってあるのだろう。私は何と言っても「大滝詠一」なのだ。もう30年も前に録音されたカセットテープを今年も聴いている。かなりテープも磨り減っているだろうが、私はそれが好きなのだ。当時、特別な人が録音してくれた想い出もある。
50才を超えた今、30年経過して聴いても全然、古臭くない。毎年、違った夏を連れてきてくれる。車で聴くときはエアコンOFFで窓を開けて聴くのがいい。
私は大滝詠一がどんな顔なのか知らない。以前、ネットで調べようとしたことがあったが、結局、分からないままだった。そんなことはどうでもいいのだ。色んな歌手に曲を提供したり、CMの仕事もしており、音楽業界のカリスマ的なイメージを私は持っている。山下達郎のラジオ番組で出たりしていることも知った。
軽々しいTV番組に出ない生き方を貫く、大滝詠一が好きだ。いつか彼とこんな出会いがしてみたい。
何気なく立ち寄った江戸の小さなバー。空いたカウンター席に座り、テキーラを注文。となりで男性が1人、スコッチを飲んでいる。マスターがその男性に語りかける。常連客のようだ。彼がマスターに答えた次の瞬間。聞き覚えのある声に私のセンサーが反応する。「失礼ですけど、大滝詠一さんでは?」男性は軽くうなずき、スコッチを口に運ぶ。
「君は天然色」が一番のお気に入り
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