紳助の打算
紳助が足をすくわれた。隠し通せるものなら、ヤクザとの関係はずっっと隠すつもりだったに決まっている。ヤクザの事務所から直筆の手紙やヤクザとの写真が出てきては、あきらめるしかない。
芸能界引退と言う選択にも、紳助の巧みな打算が見え隠れする。男らしく、身を引く姿を演出し、マイナス・ダメージを最小限にしようと、裏で笑っている紳助の顔が見える。地デジに換えたおかげで我が家のTVにはそれがはっきりと見えるのだ。
ヤクザは相手につけ込んで金銭をむしり取るのは得意技。1度、案件を片付けて「ありがとうございました」では、済まされないから厄介。今回のように写真や書類で証拠を残し、いざと言う時に使うのだろう。ヤクザ事務所で紳助との写真や手紙を見つけた刑事はきっと「ビンゴー」と叫んだに違いない。
警察から「任意で事情を聞きたい」と最初に連絡が来た時、紳助はどんな心境だったのだろう。心拍数が急上昇したはずだ。当然、誰にも相談などできない。複雑な気持ちのまま番組の収録は続く。その時点では「まだ、何とかなる」と、思っていたのかもしれない。自殺も考えたのだろうか。
遂に隠し通せるレベルを超えて、吉本にそのことを告げる時の心境はまさに修羅場。どんなやり取りが吉本事務所内で行われたのか、興味がある。そのシーンを吉本新喜劇で再現すれば高視聴率が確実に取れる。提案書を吉本に出してみよう。
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