集客して売却するビジネス
日本食レストランが儲かると考えた会社は、閉店したレストランを日本食のビュフェレストランに改修。当時、定額の食べ放題システムで大流行していた店をモデルにした。
このアメリカの会社は自社で経営を続ける意図は最初から無い。開店させて一定期間で集客後、売却するビジネス・スタイルと聞いて、「アメリカだな~」と、驚いたものだ。
レストランを改修し、付加価値とシステム、お客まで付けた上で売ってくれるのだから、買い手にはありがたい話。当然、購入金額はそこそこの額になるのだろう。こんなビジネス・スタイルは日本で受け入れられるのだろうか。
この方法で利益を上げようとしているのが宮崎市にある元シーガイヤ施設を買収したリップルウッドHD。2,000億円の物件を200億円以下で購入したアメリカの投資会社はシェラトンホテルとして再スタートさせた。ホテルの付加価値を高めて、売却するのが目的。それなりの投資は行うが、決して長期的に立案、考慮された内容ではない。その頃には売却して、自分たちは関係ないのだから。
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