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2011年5月10日 (火)

鶴瓶のこと

D1132607011テレビで「おとうと」をしていた。少しだけ見たが10分もしない内につまらないと判断して見るのを止めた。理由は鶴瓶がいけない。彼の言動が大げさ過ぎて不自然なのだ。私が彼を先入観を持って見ているせいかもしれない。

鶴瓶の出るNHKの「家族に乾杯」は面白いと思う。彼の人間性と放漫なところが活かされているし、何が起きるか分からないところが楽しみで、想定外の展開になることもあるので面白い。

私が思うに鶴瓶と言う男はレールを敷いた仕事は不向きなのだ。数年間、SMAPの仲居君とNHK紅白歌合戦の司会をしたことがあったが、最悪だったと言える。彼が司会の仕事を引き受けたのは間違いだった。仲居君の足を引っ張って困らせていたシーンもあった。当時、歌合戦を見ていて鶴瓶が可愛そうにも思えたものだ。一言で言えば「鶴瓶だけがウイテていた」 当然、NHKから2度と司会の声がかかることは無いだろう。

鶴瓶は脚本のある仕事は苦手なことを自分で知っているはずなのに、紅白の司会と言う大きな仕事を引き受けてしまい結果、失敗した。自分自身が一番、辛い思いをしたと思う。

人間、いい年になっても自分のことは分からないものなのかな~と、鶴瓶を見て思ったものだ。

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