外部被曝と内部被曝の違い
斉藤武一さんは原発反対派として地道な活動を続けている方で、その危険性を訴え続けている。福島原発の事故に関して、分かりやすい文章を見つけたので一部、紹介します。
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【外部被曝と内部被曝の違い】
外から放射線を受けるのが外部被曝で、レントゲン撮影がそうだ。外部被曝は瞬間被曝のケースが多いが、長時間、放射線をあびるとその量に比例して癌になるリスクが高まる。原発で何度も水素爆発が起きて死の灰が福島地方に降り注ぎ、さらに首都東京にも少しずつ届いている。しかし、原子力の専門家も政府もテレビも、健康に心配ないと繰り返している。その際、レントゲン撮影に比べたら低い値だと強調し、国民をだまし続けている。健康に影響が大きいのは外部被曝よりも、放射性物質を吸い込み体の中から被曝する内部被曝の方である。政府も専門家も外部被曝と内部被曝を同等に扱い、誤った情報を国民に流している。
【内部被曝の恐ろしさ】 内部被曝とは
内部被曝の恐ろしさは目に見えない、ごく小さなホコリを吸い込み、被曝したとは知らない内に癌にかかるリスクが高まっていくことにある。体内に入り込んだ放射性物質が、じわじわと長期間にわたって放射線を出す。その放射線によって周りの細胞が破壊される。具体的には免疫細胞が破壊され、遺伝子が傷つくことになる。そのため、放射線の量がごく微量でも健康に被害が出て、10年後、20年後に癌にかかるリスクが高まる。
政府や専門家やマスコミは、この内部被曝の恐ろしさを国民に知らせていない。
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