厄年(やくどし)で儲ける神社
新年を迎えて、「今年は厄年」と、心配している人もいるのだろう。そんな人たちが神社を支えている。私のように厄年とか全く気にしていない人間ばかりだと、神社は食いっぱぐれてしまう。毎年、必ず厄年に該当する人が出るのだから、美味しいビジネス。
日本では下に書いた年齢が厄年のようだが、外国にも似た風習があることを知った。どこの国にも恐怖心をあおった、胡散臭い慣わしは存在するらしい。
男の厄年: 25才、42才、61才
女の厄年: 19才、35才、37才
ハズレ防止に前厄、後厄まで用意されているからしたたか。私も42才の時、周囲から厄年のことを言われた。その度に「私の厄年は髪の毛にきたみたいです」と、言えば私の頭を見て相手も納得したのか、それともバカにされたと思ったのか、直ぐに話題が替わった。
人間の脳の進化が遅れている部分が、迷信とか根拠のない慣習を受け入れるのだろう。私はそれに気付いている分、他人より進化しているのかもしれない。
« 重箱の隅をつつく仕事 | トップページ | 突然、電車内でせんべい »
「ここが変だよ日本」カテゴリの記事
- 「メリー・クリスマス」って言うのは25日だけは寂しい(2016.12.26)
- 個人名を名乗らない会社(2015.12.21)
- カニ・カニってアホちゃうの(2015.12.01)
- 「1億総活躍社会」って戦時中じゃあるまいし(2015.10.27)
- 遺伝子検査は究極の占い(2015.10.23)