ぜんぜんOK ぜんぜん大丈夫
いつから「ぜんぜん○○」が肯定文にも使われ始めたのだろう。20年ほど前までは確か、ぜんぜん○○は否定文にしか使っていなかったはずだし、私は学校でそのように習った。調べてみたら確かに1990年頃から若者の間で「ぜんぜOK、ぜんぜん美味しい」などの肯定文にも使われ始めたらしい。私は1990年から日本を10年間、離れていたので帰国後に言葉の異変に気付くことができた。ウィキペフェィアから学んだことは、ぜんぜん○○を肯定文に使うことは正しいと言うこと。この事を知りショックを受けた。夏目漱石、石川啄木、森鴎外や芥川龍之介も肯定表現として、ぜんぜんを使っていたと言う。若者たちが用法をよみがえらせたと言うことか。
「ぜんぜん美味しい」と、言われたら、どの程度、美味しいのか今でも私はピンとこない。「ぜんぜん」と聞いた時点で否定形のイメージが伝わり、肯定形の「美味しい」が続くから私の中の回路は困惑している。順応するまで、もう少し時間がかかりそう。
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