魔法の英語教材は無い
石川 遼をCMに使う、「スピード・ラーニング」や、ヤフーで売り上げNo.1と言う、セインカミュがすすめる「Everyday English」。最近、英語ブームなのか知らないが、英語教材のCMが目につく。あたかも聞くだけで英語が話せるようになるような誤解を与えるが、決してそんな簡単に英語は上達しないし、魔法の英語教材はありません。
消費者センターに多く寄せられる苦情の1つに英語教材があることをお忘れなく。「この方法なら必ず英語が上達」という定説がないため、各社は購買意欲をそそるキャッチフレーズで巧みに誘ってくるからご用心を!
「英語は耳から」と、今更、何を言ってるの、と思うが、上の教材も英語をどんどん聞いて、耳を慣らすことに重点を置いている共通点がある。Everyday Englishに関しては通常の速さよりも1.43倍の早さで聞くことをセールスポイントにしているようで、何とも浅はかな理論。早い英語に耳が慣れれば、普通の会話がゆっくりに聞こえて、理解しやすいと言うのだ。そんなことは当たり前の話。こんな教材の広告塔にセインカミュがなるなんて、仕事に困っているのだろうか。
形から入る日本人だから、英語教材を持つことで満足する人もいるのだろう。これからの儲かるビジネスは「英語教材の買取り&販売」。
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