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2010年9月24日 (金)

こうして初老の紳士は痔になった

010107oldman02wb1座っている私の前に鼻の下にヒゲをはやし、服装もしっかりしている高齢の男性が電車に乗り込んできた。経済的な余裕を感じさせる雰囲気で年齢は70代後半だろうか。一瞬でそこまで観察後、「良かったらどうぞ」と、言って立ち上がろうとした私に「大丈夫です」との返事。再度、「いいんですか?」「はい」・・・ その男性が私の前に2区間ほど立ってから電車を降りたが、その間を長く感じたこと。
こんな場合、私なら「すみませんね」と、言って譲られた席に座る。その方が譲ろうとした人の気持ちに応えることになるし、周囲の空気も和むではないか。車内で席を妊婦や高齢者に譲る声やシーンを見ることはとても気持ちがいい。元気で、年寄り扱いされたくないとか色々あるだろうが、席を譲られたら
快く受け入れるくらいのゆとりを持って欲しいもの。今日はいいことをし損なった気分と、あんな年寄りにはなりたくないな~と、感じた一日だった。
41at8zc51ml_aa115_1でも、もしかしたらあの人は
で病院にいく途中だったのかもしれない。なら、痛くて座れない。「痔だから座れません」とも言えない。それなら納得できる。思い起こせば、電車から降りて歩く姿はどこかお尻をいたわっているように見えた気がする。
こうして初老の紳士は痔になった。

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