近視手術(角膜切開法)体験
アリゾナで近視矯正手術を受けてから15年が経過。1995年当時は今のようなレーシック手術はとても高価でRK(角膜切開法)と呼ばれ、メスを使って角膜を切る手術が主流だった。
その頃、アリゾナ州ユマに住んでいてテレビCMで近視を治す手術の説明会が市内であることを知り出かけた。ホテルの一室でフェニックスから来た医師がスライドを用いて概要説明。その医師はオリンピックの水泳選手だったと言う。何とか英語での説明の60%程度は理解できただろうか。当然、外国人は私だけで周囲は地元の人達。手術希望の申込書に名前を書き、家に帰った。
その後、年末の休みを利用してフェニックスに1人で車で行き、手術を受けることにした。もし、失敗したらと考えると不安でたまらないが、期待の方がはるかに大きい。清水の舞台から飛び降りる気持ちでクリニックの承諾書にサインした。「この手術の歴史は浅いため、将来のことは何も補償できない」という文章が最後まで気になった。
無事に手術を終え、目を開けるとぼやけてはいるがメガネ無しで見える。その日は近くのモーテルに泊まり、翌日の午後にはユマに向けて車を4時間、走らせて帰った。勿論、自分の運転である。メガネ無しで見る20年ぶりの世界に感動の日が続いた。視力は0.05から0.7程度になった。費用は両目で$1,800程度。
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