三途の川 渡し料は6文
三途(さんず)の川は渡るのに3通りの方法があるのでこう呼ばれる。水が膝を越さないところは罪の浅いものが渡り、罪の深い者は鬼に捕らえられて川の深いところに放り込まれる。善人とされる人はVIP待遇で、金銀七宝で飾られた橋を渡るか、雲に乗って観音菩薩に導かれて川を渡ることが可能。
ところが、「三途の川も銭次第」で川の渡し料の六文(もん)を出すと、罪人でも金銀七宝の橋を渡ることが出来ると言うから死後も贈賄はあるようだ。六文は現在の通貨価値では600円くらい。この理由で棺おけの中にこの渡し料(小銭)を入れる習慣が残っている地域がある。火葬場では火葬後に残った小銭がバケツに集められているという。ところが小銭を入れては炉を傷めることにもなるし、法律違反でもある。貨幣に傷をつけると貨幣損傷等取締法違反となり、1年以下の懲役又は20万円以下の罰金。罰金が課せられたとのニュースは今まで一度も聞いたことはない。そこで、本物のお金の代わりに紙に印刷された紙幣を用意している葬儀屋もあると言う。
生きてる間に三途の川を渡りたい人は、同じ名の川が群馬、千葉、宮城と青森にある。通行料はタダです。
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